2009年03月24日
「ボランティア・NPOフェスタなごや2009」に参加しました
3月8日の日曜日、
名古屋市総合福祉会館で開催された「ボランティア・NPOフェスタなごや2009」に参加し、
学生さんたちのボランティア活動の発表を聞いたり、
ボランティア団体による出し物を見たりしてきました。
モリゾー・キッコロが来ていて、「モリゾー・キッコロとエコを学ぼう!」コーナーもありました。
感想としては、今回に関してはボランティア活動では無く、
どちらかというと「ボランティアの勉強会」のような印象でした。
ボランティア情報というか、そういったものがすごく沢山あるイベントで、
自身としても「こんな活動をやっているのか~」と思えて、いろいろと勉強になりました。
ボランティアの方々が主催しているイベントなので手作り感がすごくありました。
単純にイベント参加してきただけで、自身が「これでボランティア活動してきました!」
という感は無いので、また他に参加できるものあれば今期中に参加したいです。
<片桐>
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会場5分前に現地入りした時には、すでに講義室は一杯の状態。運営側の方々も参加していましたが、予想以上の人の多さに驚きました。
内容としては、ボランティア活動をされている記者の講義から始まり、学生ボランティアの活動報告、環境活動ボランティアの報告などをメインで行い、同時に各ボランティア団体の活動内容を各部屋にて体験してもらうコーナーや、阪神大震災で行われたボランティア活動の報告ブース等も出展されていました。
講義の段に立たれた安藤明夫氏は、かつて中日スポーツのドラ番として活動をして生活部に異動したという新聞記者で、長男が自閉症であったことからボランティアに興味を出した経緯を語ってくれました。自閉症の子供を抱える多くの親が集まった団体に奥さんが興味を出し、共に活動を行うことから始まったそうです。その中で、団体に属せず悩む親にも正しい情報を伝えていこうと、ニューズレターの編集・発行を行い、ボランティアという形になったとのことでした。
次に語られたのが、ご自身の今のNPO活動内容で、「子供の虐待防止ネットワーク・あいち」(CAPNA)という、シングルマザーや心的後遺症に悩む人たち、虐待や非行に走る子供たちを弁護するといった活動を行っているとのこと。様々な悩みを聞いたり、虐待による死亡者のデータベースを作成し、世間に発信し、評価を得られていることを語られた。
最後にボランティアの在り方、行ってはいけないボランティアなどを話された。ボランティアとは自発的なものであって、強制的であったり、名声を求めてはいけないものである。自分の得意なことを行い、社会に認められることでボランティアとして成り立つ。同じ目的を持った他業種の方と接することで、普段では得られないものが大きな糧として得られる。逆に自ずから行動していることをアピールしてはいけない。ボランティアは、周囲が認めることで行動の価値が上がるものである。
他の団体との横のつながりを広く持たなければうまく機能しない。常に変化のある行動を意識すること。マンネリは駄目。広報に注力し、自分たちの活動軌跡を世間に発信して、同じ考えを持つ人たちと接する。何よりも自分自身が活動することで、有意義な時間を過ごすことがボランティアの原点であることを話され終幕。
企業の行う「利を求める」考えとは相反する行動だが、「自分の得意なことを行い、社会に認められる」という点では、消費者を相手にする小売業と同じ血が流れているのだなと思わせられた講義だった。今後、活動していく上で、少し目線をずらした考え方として参考になると思え、いいものを聞かせてもらえたと思いました。
今回は、実際に活動するのではなく、行っている人たちと触れあるという内容で、ボランティアをしたわけではないが、行っている人たちや、学生さんたちの活動を見ていると、みんな楽しんで行っていることが見てわかった。僕らが実際行う際に、楽しんで行えるのかどうか不安だが、行う以上は楽しみたいとも思う。普段ない経験を、様々な人から聞けたことはとても有意義でした。
<高倉>